梅雨で、雨が多くてジメジメしてうっとうしいなあと思っているときに、
あじさいの花を見るとほっとしますね。
あじさいの色がだんだん変わっていって楽しませてくれることについてお伝えします。
あじさいの花の色にはいろいろありますが、
なぜいろいろとあるのかなどを見ていきましょう。
あじさいの色は何色
あじさいの花の色って、
赤色がありますね。
青色もありますし
紫色もあります、
白色もあります。
色の濃い花や薄い花、形などからその種類は50種類あると言われています。
なぜ、こんなにも色があるのでしょうね。
私も、咲いているあじさいをみて楽しむことがあります。
あるときに、
近くで咲いているのに、花によって色が違うことに気がつきました。
よく見てみると、違う色の花が同じ株から伸びた枝に咲いていたのです。
ちょっと驚きました。
また、あじさいの花を楽しみながら散歩をしているときに、
お隣同士のお宅でも、あじさいの色が違っていることに気がつきました。
私の友人が、鉢植えのあじさいを買ってきて、庭に植えたところ、
花の色が変わってしまったと言っていました。
ところで、あじさいって、青色だったのが、
しばらくしてみると紫色に変わっていることがありますよね。
そんなあじさいの色の変化を、きっと、あなたも気がついておられると思います。
あじさいの色が花によって違っているのはなぜ?
あじさいの花によって、色が違うのは、
土の性質の違い(酸性とアルカリ性)によるのです。
でも、他にもあじさいの花の色を決めているものがあります。
それは、「アントシアニン」(ブルーベリーに多く含まれています)と
「補助色素」と言われる色素です。
この二つは、あじさいの花の中に含まれているものです。
そして、あと一つは金属の「アルミニウム」が関係しているそうです。
花に、アルミニウムが関係しているなんて意外ですよね。
アルミニウムは土の中にあるのですが、
土が酸性ですとアルミニウムはとけて根から吸収しやすくなります。
そうするとあじさいの花の色は、青色になります。
一方、土が中性やアルカリ性ですと、
アルミニウムが溶けにくくなっていて
根から吸収されにくくなっています。
そうすると、あじさいの花の色は、赤色になります。
では、同じ株から、伸びた枝と枝とに咲いている花の色が違うのは、
どうしてでしょうね。
あなたはどう思われますか。
ヒントは、根っこにありました。
あじさいに限らず植物の根って結構深かったり広がっていたりしますよね。
あるあじさいの根の1本が広がっていった先が、
酸性の土でアルミニウムを良く吸収していた。
反対側の根は、伸びていった先の土が、
アルカリ性でアルミニウムは吸収されなかった。
アルミニウムが良く吸い上げられた枝の花は、青色で、
アルミニウムがあまり吸い上げられていない枝の花は、
赤色になっていたということです。
ちなみに、紫色になるのは、その中間の状態です。
あじさいの色が変わっていくのはなぜ?
あじさいって、雨に打たれているとき、
雨粒がきらきらとしていて一層きれいに見えますね。
そんな風にきれいに咲いているあじさいの花って、
みるときによって色が違いますよね。
咲き始めのあじさいの色は、緑色をしていますね。
特にがくあじさいでは、この緑色がきれいですね。
花が大きくなってきますと、青や赤のあじさいらしい色になってきます。
これは、先ほどお話しした「アントシアニン」や「補助色素」のせいです。
そして、「アルミニウム」を吸収すると青色になり、吸収しないと赤色になります。
きれいだなあと花を見て、何日かしますと白っぽくなってきますね。
こうした色の変化は、あじさいの成長によるものです。
まとめ
あなたと同じように、私もあじさいの花を見ると嬉しくなります。
こうして見てきますと、
あじさいにもたくさんの秘密があることがわかりました。
あじさいをみるときには、その美しさを眺めながら、
アルミニウムくんが、がんばっているんだな。
と思いを巡らせるのもいいかもしれません。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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