あじさいの花って、色が淡くて花と額のコントラストがとてもきれいですね。
あなたも、あじさいの形が変わっていく様子や、色が変わっていく様子を楽しんでおられると思います。
でも、枯れてしまったり、害虫や病気になると、とても残念ですね。
そうならないように、私から、あじさいの手入れ病気や害虫を防ぐ方法をお伝えします。
あじさい 鉢植えの手入れは どうするの
あじさいの花が大好きなあなたが、園芸店やホームセンターでお買い求めになったあじさいって、本当にかわいくて、淡い色や花や額で楽しませてくれます。
おうちにやってきたあじさいクンは、まず、どこにおいてあげましょうか。
日が良く当たる日向に置きましょうか。
いえいえ、日が当たりすぎたら花が色あせてくるのが早まってしまいます。
あじさいクンは、半日陰でよく育ってくれるのです。
半日陰っていうところは、どんなところ?って声が聞こえてきました。
半日陰とは、午前中だけ日が当たり、午後には日陰になる所です。
日が当たる時間は2~3時間で十分なのです。また、1日中日陰でもとても明るい所がいいです。
そっと置いてあげましょう。
ところで、気がついておられませんか?
あじさいの鉢植えの鉢って、他の花に比べてずいぶん小さいですね。
これには、理由があるのです。
あじさいという商品のデザインを高めるために鉢を小さくしているのです。
また、あじさいが、きれいな花を咲かせるには、鉢が小さい方がいいということもあります。
厳しい環境でしっかりとがんばってきれいに咲くようにしているのです。
あじさいの鉢が小さいということは、土が乾燥しやすいということでもあります。
せっかくプレゼントに送った鉢植えがしおれてしまっていたということを聞いたことがあると思います。
そんなあじさいクンは、水が大好きなのですね。
特に蕾が大きくなる時や、花(実は花弁ではなく額)が満開の時は水をたくさん欲しがります。
土はやや湿り気味の方が良い状態です。水が不足すると葉茎がすぐしおれてきます。
あじさいクンの手入れとしては、まず、水やりです。
では、水やりのポイントとは、どんなことでしょうか。
それは、あじさいの鉢の土の表面がしめっているか、乾いているかということです。
必ず朝と夕方に土の表面の様子を見るようにしましょう。
月ごとの水やりについてお伝えします。
5月~6月
朝・夕に土の表面を見て、乾いていたら、たっぷりと水やりをしてください。
でも、やり過ぎも良くないので、ちゃんと土の表面を見てからにしてください。
7月~9月
この時期は気温も高く土の表面が乾いていることが多いので、乾いていたら朝・夕には、毎日、たっぷりと水やりをしましょう。
毎日というのは結構大変ですね。
うっかりと水やりをしていなかったときに葉や茎がしおれている場合には、水不足ですから、そのままにせずに急いで水やりをしてください。
鉢植えの場合は、鉢の下に水の受け皿を使っておられると思います。
受け皿に水がたまっているのを見て、決して安心しないでください。
水がたまっているということは、鉢の下の土が水をたっぷり含んで、泥状態になっていることが多いです。
泥状態の中の根は、腐ってしまい、水を吸い上げることができなくなってしまうのです。
水やりをして、15分位すると、余分な水は受け皿にたまりますので、たまった水は、毎回、きちんと捨てるようにしてください。
根腐れかどうかは、あじさいの色が変わるのではなく花自体が萎れてくることからわかります。くしゃっという感じになります。
そうなった場合には、
まず、鉢からそっと抜いてみて根をみて下さい。
鉢から抜く時は、まず、屋外(ベランダなど)で、新聞紙などを敷いてください。
その上で、鉢の周りを拳でトントンと叩いてから、あじさいの根元を中指と薬指で挟むようにして手を当て、鉢をひっくり返し鉢を上に抜きます。
株を上に引っ張ると、土がこぼれますし、ストレスがかかりますので気をつけてください。
そして、根をよく見てください。黒くて(茶色の時も)スカスカまたは、ブヨブヨの根は傷んでいます。
アジサイは根を切っても大丈夫なのです。傷んだ所をハサミで切り落としてください。
また、泥状態になった土は、取り除いてください。
鉢の中に少し土を入れて、あじさいをやさしく戻してあげてください。その後、水もあげてください。
あじさい 鉢植えの手入れ 害虫や病気のときにはどうするの
あじさいは、結構強いのですが、害虫がついていたり、病気になることがあります。
主な害虫や病気のときの対処をお伝えします。
アブラムシ
あじさいの茎に細かな虫がついていたら、それは、アブラムシです。
5月〜9月に小さな虫が茎についているのを見ることがあります。あじさいの茎にくっついて汁や栄養を吸い取ってしまいます。見つけたら市販の「ベニカXスプレー」などの殺虫剤をまきましょう。
ハダニ
6月~9月、葉の裏などにクモの糸状のものがついて、葉が白っぽくなったらハダニのせいです。霧吹きなどを使って葉の裏に水をかけるとおさまることがあります。ひどいようでしたら、市販の殺ダニ剤をまきましょう。
うどんこ病
梅雨時期になると、葉にうどん粉がついたように白くなります。市販の殺菌剤をまきましょう。
まとめ
鉢植えのあじさいは、部屋の中において、その淡い色の変わるのを楽しむことができます。
水やりをかかさず、大切に育ててください。
次回は、花の終わってからの剪定や、鉢替えについてお伝えします。
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よろしければ、ご覧ください。
最後までよんでいだき、ありがとうございました。
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