ファミリーキャンプを始めて行くと何からそろえていっていいのか考えますね。
今回は、ファミリーキャンプで、ホントに頼りになるタープを紹介します。
ファミリーキャンプに行きたい行きたいと思っていたあなた。
家族と、ディキャンプに行って楽しさを味わい、
バンガローで泊まって、楽しい家族での一夜を過ごされたのですね。
おめでとうございます。
さて、ファミリーキャンプに行きたいあなたのご家族は、夕食の後にワイワイと、今度は、テントを使った本格的なキャンプに行こうとなっているのですね。
すごくいいですね。
じゃあ、何から買い求めたらいいかって?
一つ一つお話しします。
目次
ファミリーキャンプで、まずは、タープからそろえましょう
私が、オススメするのは、まず、タープからです。
なぜなら、タープは、
ディキャンプやバンガローの前での日よけとして雨よけとして、
抜群の威力を発揮します。
特に、雨が降ってきてからの片付けの時は、本当に助かります。
タープの設営や撤収には、テントの設営のノウハウがたくさんありますので、
タープをきちんと張れるようになることは、テントをしっかり張れることにつながります。
タープの種類を紹介します。
タープには、レクタングラータープ・スクエアタープといって、
6本のポールで立てるものがあります。
このタープは、シートが長方形で面積が広いし開放感がありますので たくさんの人数で使うときに向いています。
でも、脚の本数が多いのと立てるのに人数と時間がいります。
そのほかには、ウィングタープ・ヘキサタープがあります。
2本のポールと6本の張り網で立てます。
シートの形ですがウィングタープはひし形、 ヘキサタープは六角形の形をしています。
最近ではほとんどヘキサ型が主流となっています。
シートの面積も大きく、開放感があります。
また、風が強くなっても、ロープの調整でかなり対応できます。
収納も比較的コンパクトになっています。
私が、初めて購入するタープとしては迷うことなくヘキサタープをオススメします。
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ファミリーキャンプでの、タープの基本的なテクニックとは
ところで、あなたが、ディキャンプやバンガローに行かれたときに、テントやタープをさりげなく張って食事をされているファミリーをご覧になったことでしょう。
そのファミリーは、とても楽しそうにされていたでしょ。
ファミリーキャンプをきちんとされている方は、楽しくするための基本的なテクニックやノウハウをもっておられるのです。
それは、ファミリーキャンプを楽しくする、家族を守っていくために最低限マスターしておく必要があることです。
いまから、そのテクニックをお話ししますので、しっかりと受け止めて、ご自身のノウハウにしてほしいと思います。
ファミリーキャンプでの、タープの設営のコツとは
タープの設営方法については、まず、定番として取扱説明書をしっかりと読むことです。
一通り目を通したら、部品の点検をしましょう。何があるのかをつかんでおくことが必要です。
ウィングタープを、はじめは、ひとりで設営するのはかなり難しいです。
「ちょっとそこ持ってて・・」と、
パートナーやこどもたちもの手も借りながら立てた方が、結局短時間で間違いのない設営ができます。
具体的に、お話ししますと、
立てる前にすることは、
まず、地面が乾いていれば、タープを張る場所にタープを広げます。
広げるときに風が強い場合には、ポールとポールを結んだ線を風の向きに合わせます。
そして、ポールの先をシートの穴に入れて、ポールの脚をタープの外側に向けて寝かせておきます。
ポールの先には、ロープを付けて、長い部分を伸ばしておきます。
そして、四隅の穴にもロープをしばってからロープをタープの外側に向けて伸ばしておきます。
これで準備完了。
次に、片側のポール(タープのついたまま)を、あなたが持ち上げて立ててから、パートナーやお子さんに持っておいてもらいます。
立てるのはあなたがしてくださいね。結構重いですから。
ポールを手渡したあなたは、トンカチとペグ(杭)をもってポールの上からたれているロープを引いてきます。
2本のロープの開き具合が90度の角度になるところで、地面とロープの角度が45度になるところを探します。
そこの地面にペグ(杭)をトンカチで打ち込みます。
その時に気をつけるのは、ペグ(杭)をタープから離れた方に斜めに倒して打ち込むことです。
こうすることにより、自然に抜けてしまうのを防ぎます。
トンカチは、比較的大きいのを購入しておくことをお勧めします。
【ワンポイントアドバイス】
ペグが地面に刺さらない、ペグが足りない時には、次の方法があります。
大きな石を見つけてロープを結んでみましょう。
2本のペグを十字にしてからそこにロープを結びます。その上に石をのせて重しにします。
木にロープを結ぶ。
車のタイヤなどにロープを結ぶ。
こうしたことを頭に入れておくととても便利なのです。
片一方が立ちましたら。同じようにもう片一方も立てます。
今度は、四隅についているロープを伸ばして地面に固定します。
しばらくして、ペグが抜けてくるようでしたら、打ち直してください。
なれてくると、一人でたてることができます。
スポーツ用品店やホームセンターなどで探しますと、 太めの鉄杭に鉄パイプが溶接された特別のペグがおいてあります。
私は、これを使ってポールを立てています。
ただし、このペグを地面に打ち込むには、大きめのハンマーがいりますので用意しておくことが必要となります。(私は柄の部分が30cmくらいの石頭ハンマーを使っています。)
ファミリーキャンプでの、タープの撤収のコツとは
次は、タープの撤収についてです。
キャンプでよく「撤収の時から、次のキャンプは始まっている」といわれています。
長期間そのままの状態で保管するテントやタープは、きっちり汚れを落とし、
さらに天日で完全乾燥した上で、 畳みながらドロ汚れを落としたり、
破損をチェックしたり・・・。と言ったことが必要になります。
ですから、軍手・雑巾は必需品です。
このことを頭に置きながら聞いてください。
まず、雨で濡れている場合には、生地はかたく絞ったタオルなどで拭き十分に乾かします。
まず四隅のロープを外して、軽く叩くなどして汚れを落とします。
良く乾燥させてから、2人でシートの両端を持ち、二つ折りの準備をします。
まず、片方のポールを倒します。反対側も同様の作業を行います。
この時に、倒れたポールがお子様に当たるなど事故の内容に気をつけてください。
撤収の時には地面が夜露などで濡れている場合が多いです。
空中で畳みます。 三角の部分を折り込んで、長方形にしてたたみます。
たたむごとにタープ内にたまった空気を外へ出すようにします。
最後は、空気を抜きながらポールで巻き上げていきます。
ペグやロープが汚れていたら掃除しましょう。
タオルなどで良く拭いて乾燥させてから収納しましょう。
良く忘れるのが、ペグ(杭)です。
硬くて抜けなかったのでそのままにして来たなんて、笑えない話もあります。
抜くのが硬くても、別のペグで回したり、ロープをかけて引っ張ると抜くことができます。
つぎの人の安全のためにも、忘れずに持って帰りましょう。
プラスチックのペグは壊れやすいです。壊れたら補充しておきましょう。
私は、大雨の中で撤収した経験があります。
タープなどはおおざっぱにたたんだだけで車に積んで帰りました。
そうしたこともあるのでは、と思って、
ホームセンターに行ってかなり大きなビニール袋を
2~3袋買ってきて用意しておいて、それに入れて持ち帰りました。
まとめ
いかがですか、
タープ一つあると、本当に便利なのですね。
でも、それをうまく使いこなすには、ノウハウを身につける必要があります。
タープに必要なノウハウは、テントにも役立ちます。
はじめて、立てるときや撤収するときは時間がかかることと思いますが、 何回か使う内に、なれてきて、短時間でできるようになります。
そうして、早くなってくることも、ファミリーキャンプの楽しみですね。
最後になりましたが、購入して、実際に行く前に 必ず一度か二度実際に立てたり、撤収したりしてください。
この手間暇かけることが、笑顔のファミリーキャンプの大きなコツです。
ファミリーキャンプのことはこちらでもお伝えしています。
よろしければご覧ください。
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