キャンプを始めたいなぁと、キャンプ用品をホームセンターなどに見に行きますと、一杯あり過ぎて、迷ってしまいますね。おまけに、一つ一つがいい値段がしますし・・・。
そんなキャンプ用品の中でも、テントに次いで目立つのがツーバーナー。やっぱり値段もけっこうします。
そんな時に、家にあるカセットコンロをキャンプに使えないかなと思うこともありますね。
私から、キャンプ入門!バーナーとしてカセットコンロはアリかとか、風よけはどうするのかなどについてお伝えします。
目次
キャンプでカセットコンロを使っても大丈夫?
キャンプに行って、バーベキューをする時には、バーベキューコンロを使いますね。
でも、コーヒーを飲みたくなってちょっとお湯を沸かしたいとか、レトルトの食品を暖めたい時などには、バーナーが必要になります。
ホームセンターやスポーツ用品店に行くと、テントやテーブルの間で、ツーバーナーなどがでんと構えていますし、ちょっと横を見ると、棚に、シングルバーナーがずらっと並んでいますね。
そんなのを見ると、「やっぱり、キャンプは、バーナーがいるんやね。」となります。
そして、ツーバーナーを買っても、「車に積めるかな。」「けっこうな値段がするなあ。」
ともなりますね。
そんな時には、自宅にカセットコンロをお持ちなら、キャンプにカセットコンロを持ち出しましょう。
カセットコンロを使う時と言えば、冬に鍋をする時くらいで、キッチンの棚の奥の方にはいっていませんか。
それを、出してきて、ちょっと磨いておきましょう。
実際に、キャンプに行くと、テントの横にツーバーナーを置いておられる方が多いのですが、よく見てみると、その横のテーブルの上に、カセットコンロがおいてあるのです。
キャンプ場で、カセットコンロを使うのは、アリですよ。
キャンプでカセットコンロを使う時のメリットとデメリット
キャンプにお供させたカセットコンロは、ちょっとした、お湯を沸かすのはもちろん、カレーを作る時にもしっかりと働いてくれます。
カセットコンロのメリット
おサイフにやさしい
まず、家にある場合には、買い足す必要がないことです。
ある物をそのまま使えて、おサイフにやさしいです。
安定性
カセットコンロの鍋などを置くところ(五徳)が、とてもしっかりとしていてちょっと大きめな鍋を使っても安定性があるのですね。
ですから、カレー作りにもぴったりです。
お掃除がしやすい
五徳の下にはちゃんと受け皿がありますので、吹きこぼれてもサッときれいになります。
おサイフにやさしい 便利
燃料のボンベ(CB缶といいます)が安くて手に入りやすいことです。
カセットコンロの燃料のボンベって、スポーツ用品店まで行かなくても、近所のスーパーや、最近ではコンビニでもで手に入ることですね。
おまけに、1本100円くらいから購入できます。
ボンベのガスがなくなったなんて時にも、キャンプ場の近くにコンビニがある時には、本当に助かります。
こんなにもいいところばかりあるのです。
カセットコンロのデメリット
しかし、デメリット(弱み)もあります。
風によわーい
もともと、家の中で使うようにできているカセットコンロですから、外で使うとなると、風にはめっぽう弱いのですね。
ちょっとした風でも、ガスの炎が消えそうになることがあります。
でも、大丈夫。
100円ショップにある、天ぷらガードとガムテープや養生テープがあれば風よけがすぐに作れます。
私が、キャンプを始めた時に、カセットコンロをよく使っていました。今ももって行っていますが・・・。
(そうなんです。後からバーナーを買ったにしても、サブで働いてほしいのがカセットコンロなのです。)
私のことをちょっとお話しします。
テーブルは、2つ持っていきました。1つは、車のトランクの一番下において他の荷物の邪魔にならないようにと、二つ折れのテーブルです。もう一つは、アルミのロールテーブルです。
この二つのテーブルで、料理の下ごしらえをした後で、
ロールテーブルの上に、カセットコンロを置いて、天ぷらガードで風よけを作ります。テーブルそのものがアルミなので、油や調味料がこぼれたり、吹きこぼれたりしても、サッと一拭きできれいになります。
料理ができたら、二つ折れのテーブルの周りに椅子を置いて、美味しく頂きました。
寒さによわーい
もう一つのデメリット(弱み)としては、寒い時には、火力が弱くなったり、火がつかなくなることがあります。
具体的には、気温が約10度以下くらいで使えなくなります。ゴールデンウイークや秋のキャンプなどで、場所によっては、夜から朝にかけて気温がぐっと下がる時がありますので、気をつけないといけません。
でも、普通のカセットコンロのボンベではなくて、プレミアムガスボンベを使うことによって、冬でも使うことができます。普通のボンベが100円のところ、プレミアムボンベは300円以上します。でも、すごく安心です。
火力が・・・
また、火力としては、普通のカセットコンロは約2kWあります。キャンプ用のバーナーは3.5kWもあります。
この数値は、ガスの量を最大にした時の数値で、これだけ見ると、カセットコンロの方が、火が弱いような感じがしますね。
でも、実際には、ツーバーナーで、ガスの量を最大にして使うのは、お湯を沸かす時くらいで、普段は、中火くらいで使っています。
ですので、普段料理に使う時には、風対策さえきちんとしておけば、カセットコンロで十分といえます。
最近では、キャンプ用のカセットコンロが売り出されています。防風の蓋がついていたり、火力が強くなっています。
でも、今回は、家にあるカセットコンロを使ってのキャンプと言うことですが、興味のある方は、見て見るもいいですね。
イワタニのカセットフー マーベライズなどがあります。
キャンプでカセットコンロを使う時にボンベは何本くらい用意すればいい
私の友人が、最近キャンプをはじめました。
その友人も、はじめから、ツーバーナーを買わないといけないと思っていたそうです。
私からいろいろと話を聞くうちに、キャンプにカセットコンロをもって行くことにしたそうです。
その友人から、キャンプに行く前日に電話がかかってきて、
「カセットコンロのボンベは、何本もって行ったらいい。」
と尋ねてきました。
カセットコンロのボンベ1本は、全開で約1時間といったところですので、1泊のキャンプで(昼、夜、朝の3食)ならば新品のボンベなら、1本で交換なし使えます。でも、予備に1本はもって行くといいですよ。
とお話ししました。
まとめ
こうして見てきますと、キャンプにカセットコンロでも、十分に使えますね。
でも、気をつけることがあります。
それは、カセットコンロに火を付けて使っている時に、カセットコンロの蓋の上に物をかぶせないということです。
具体的には、焼きそばを作るのに、大きな鉄板を、カセットコンロの上にかぶせて使うとか、大きな鍋でカセットコンロの蓋の上に鍋の底がかかってしまう時です。
カセットコンロのボンベは、ガスが出やすいように、少し暖める仕組みになっていますが、必要以上に暖め続けるとボンベ自体が爆発してしまいます。これは、どのバーナーでも気をつけないといけないことです。
キャンプに、家にあるカセットコンロをお供にして、安く安全に楽しんできてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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