熱中症にかかりやすいのはお子さんや高齢の方と言われています。
子さんが熱中症にならないかどうか気になってきますね。
熱中症は、暑い夏だけではなくて、梅雨の晴れ間の日や湿度の高い日にも起こりやすくなっています。また、屋外だけではなく、屋内でも起こります。
お子さんはしんどくなっても何も言わないことが多いので、あなたが気がついてあげることがとても大切になってきます。
特に、熱中症の場合は、気がついた時点で早急に対応をとることで軽くてすむこともあります。
私から、子どもの熱中症のサインを絶対に見逃さない方法をお伝えします。
子どもが熱中症になりやすい状況とは
お子さんが熱中症になるのは、どこでもなるわけではありません。
熱中症が起こりやすい状況というのがあります。
目次
暑い場所に長い時間いるような状況
真夏の午後の炎天下などに、外遊びをしているとか、あなたのお買い物に一緒に行っているなど、暑い場所に長いこといる時には、要注意です。
特に、暑い時に長く歩いている時には、あなたはまだ大丈夫と思っていても、
お子さんはあなたに比べて背が低くいので、アスファルトなどの地面の熱をしっかり受けて、あなたよりも暑い中で歩いているのです。
激しい運動をしたりして大量の汗をかくような状況
お子さんは、身体を動かして遊ぶことが、大好きです。
汗をびっしょりかいていても、楽しくていつまでも遊んでいることが多いのですね。
熱のこもった室内に長い時間いる状況
あなたが家を出ている時に帰宅したお子さんは、
窓を閉め切った暑い部屋の中でも、窓を開けることなく暑いままで過ごすことが良くあります。
湿度が80%以上ある状況
熱中症になる状況というのは、温度が高い時だけではありません。
雨が続いている時など、部屋の中の湿度が80%以上になることがあります。
80%を超える湿度の中では、汗をかいてもその汗が蒸発しないので、熱が身体にたまったままになるのです。
子どもが熱中症になりやすいのは脱水症状をおこしている時です
お子さんが、熱中症になりやすい状況の時には、お子さんから目を離さずにしっかりと見てあげてください。
お子さんが、一気に汗をかいてしまうと脱水症状になりやすくなります。
脱水症状なると、汗としての水分がなくなっているために、体温調節ができなくなります
すると、身体に熱がこもってどんどん体温が上昇してしまい熱中症になることが多いのです。
子どもの熱中症のサインは4つです
元気がない
ついさっきまで、走り回ったりうるさいくらいにおしゃべりしていたお子さんが、急にじっとして静かになった時には、要注意です。
汗をかいていない
暑い時には、お子さんは汗をかいているのが普通です。お子さんの顔を見た時に汗をかいていないと気がついた時も、要注意です。
ふらふらしている
長い時間歩きますと、お子さんは、しんどそうにしていることがありますね。でも、止まった時にふらふらしているようなら要注意です。
顔色が赤く(青く)なる
暑い中で、お子さんの顔が妙に赤かったり、血の気が引いて青い顔をしていたら要注意です。
子どもの熱中症のサインを見つけた時の対応は
お子さんの熱中症のサインは、
【元気】
【汗】
【ふらふら】
【顔色】
と覚えておいてください。
では、そうしたサインを見つけた時の対応はどうしたら良いのでしょうか。
休ませる
気がついたのが屋外であれば、すぐに木陰などの風通しのよい涼しい場所に連れて行き休ませましょう。
水分補給
少量の糖分や塩分を含んだ飲料(スポーツドリンクも可)(経口補水液があれば一番良い)などを与えます。
冷たいものは、胃けいれんを起こすこともありますし、量は少しずつ与えます。
冷やす
まず身の回りにあるもの(タオル・ハンカチなど)を、水に濡らして、わきの下、首まわり、頭(額、後頭部)冷やすようにしてください。
氷があれば、タオルなどに巻いて当てるのがいいです。
救急車
熱中症のサインを出しているお子さんをみて、
- 目がうつろ
呼びかけても目を合わせない
呼吸が早い
ふるえている
苦しそうにしている
などの異常が見られるなら、迷わすに救急車を呼びましょう。
消防署に連絡をして、救急車が到着するまでは平均で6分くらいです。
それまで、お子さんの様子をしっかりと見てあげてください。
まとめ
お子さんが熱中症になった時には、症状が早く進む場合がありますので早急に対応が必要です。
また、あなたをはじめ誰もいない家の中で脱水症状を起こすこともあります。
普段から、お子さんに誰もいない家に帰った時のことをよくお話しておいてください。
- お茶を飲むこと
窓を開けること
エアコンを付けること
などです。
お子さんもあなたも熱中症になることなく元気に過ごされることを願っています。
熱中症対策については
熱中症対策のリンク集
でもお伝えしていますので、ご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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