敬老会が近づいてきました。
はじめて、敬老会の司会をされるあなたに、
私から、敬老会の司会進行の台本と例文や細かなアドバイスを紹介します。
これでスッキリ!!として本番に臨んでください。
目次
敬老会の進行は、経験者に聞きましょう
私がお伝えする敬老会の台本をまず読んで予備知識をとしてください。
そして、敬老会の司会をしたことのある方、といえば思い出されますね。
その方に、たずねてみましょう。
たずねることしては・・・、
実は、司会のポイントというのは、たくさんあるのです。
その一つ一つを、教えていただくのではなくて、
まず、「敬老会の司会をされたときに、どんなことを大切にされましたか。」
とたずねます。
いきなりですから、答えにくいこともあるのですが、きっと、来賓の方への気配りのことなどお話しいただけることでしょう。
「メモをとってもいいですか。」と了解も取りましょう。
次は、
「敬老会の司会をされたときにしまったということはありませんか。」
きっと、思い出しながら、教えてくださることでしょう。
そういったことを、お話しいただくうちに、思い出して、たくさんのことを教えていただけることと思います。
最後に、丁寧にお礼を言ってくださいね。
そのことが、生きたシナリオとなりますので、聞いた後に、きちんと整理しておきましょう。
敬老会の流れ・進行
詳しいシナリオの前に、全体をつかんでおきましょう。
敬老会の流れは、各地域で特色があります。
今回は、全体を敬老会として、前半に、式典の部。後半に、演芸の部。として紹介します。
参考にされてください。
<式典の部>
1)開会のことば
2)実行委員長(主催者)挨拶
3)来賓祝辞
(来賓紹介)
4)花束贈呈
5)敬老者代表謝辞
6)閉会のことば
敬老会のシナリオ (司会者の例文)
開会宣言 10:00
敬老会が、始まる前は、皆さん楽しくお話をされているので、初めての場合は、声を出すのがためらわれます。
でも、会場全体があなたの声を待っているのです。
自信を持って大きな声ではっきりといいましょう。
「本日はお集まり戴き有難うございます。
皆様お待たせ致しました。」
「本日の敬老会の式典の部の司会を担当させていただきます。○○町内会の○○です。
よろしくお願いいたします。」
「皆様、お待たせ致しました。」で、会場の皆さんから注目していただけます。
少し間をおいて、「これよりーーーーー。」と始めていきましょう。
開会のことば 10:01
「開会のことば。○○町内会会長 ○○様 よろしくお願いいたします。」
開会のことばは、司会がする場合もあります。
その場合は、「ただ今から、○○年度敬老会をはじめます。」とはっきりとお伝えしましょう。
実行委員長(主催者)挨拶10:02
「まず、はじめに、実行委員長の○○から、挨拶をさせていただきます。」
実行委員長には、事前に、挨拶していただくことをお願いしておきましょう。
来賓祝辞10:10
来賓の方々を代表されまして、○○様よりお祝いの言葉を頂戴したいと思います。
○○様、よろしくお願いいたします。」
来賓の方に、ご挨拶いただく場合は、市長・社会福祉協議会会長にお願いすることがあります。
おことばをいただく来賓の方々には、案内状をお持ちしたときに、きちんとお願いしておきましょう。
来賓祝辞の後に、来賓紹介を行うことがあります。
その際の例文もお伝えします。
「○○様、ありがとうございました。
ここで、本日ご列席いただいております、来賓の皆様を紹介します。
順不同になりますことをお許しください。また、名前をお呼びした方は、ご起立をお願いいたします。
・ 社会福祉協議会 会長 ○○様
・ ○○町自治会会長 ○○様
・
・
お名前をご紹介していない方はおられませんか。
皆様、ありがとうございました。
来賓の皆様を紹介するときには、事前に紹介することをお伝えしておきましょう。
花束贈呈10:15
「ここで、本日ご参加いただきました方々に花束をお送りしたいと思います。
参加された方を代表して、○○様お願いいたします。
花束を渡してもらいますのは、小学生の○○さんと○○さんです。願いします。
では、前の方にお越しください。」
「記念撮影される方は前のほうにお越しください。」
「ご長寿をお祝いして、花束をお送りいたします。皆様、拍手をお願いいたします。」
「○○様 ○○さん○○さん、ありがとうございました。お席にお戻りください。」
花束をお受けする方とお渡しする方にも、事前にお願いしておきましょう。
敬老者代表謝辞10:20
○○様、よろしくお願いいたします。」
謝辞をしていただく方には、招待状を配布した後に、必ず、事前にお願いをして了承をいただいておきましょう。
閉式のことば10:30
「閉式のことば ○○町内会副会長 ○○様 よろしくお願いします。」
本日の式典の部がつつがなく終了しましたのも、ご参加いただきました皆様のご協力のたまものと感謝しております。
ありがとうございました。」
「さて、この後は、皆様お楽しみの演芸の部となります。
開始は、10時45分とさせていただきますのでお願いいたします。」
地域によっては、メッセージ披露をされているところもありますので、お伝えします。
<メッセージ披露の時の 司会者の例文>
さて、本日ご参加の皆様の長寿をお祝いして、たくさんのメッセージが届いております。
いただいたすべてをご披露したいところですが、時間の関係もございまして、1通だけ披露させていただきます。
〇〇様より「 」
心温まるメッセージは、入り口のところに掲示させていただいております。ぜひご覧ください。
また、子ども達からの感謝の手紙を披露されているところもありますので、お伝えします。
本日、ご参加の皆様へのお手紙がございます。
○○さんと○○さんに、披露していただきます。
○○さん ○○さん さあ、前までお越しください。
では、よろしくお願いします。
「 」
心温まるお手紙をありがとうございました。
今一度、お二人に拍手をお願いします。
お二人、席に戻ってください。
事前のお願い(根回し)の確認
式典の部の中で、ご挨拶をいただく方や、花束を受け取られる方、お渡しされる方などなど。
事前にお願いしておくことが、とても大切です。
シナリオの中でも触れていますが、今一度まとめておきたいと思います。
□ 開会のことば ○○町内会会長様
□ 実行委員長挨拶 実行委員長
□ 来賓挨拶 市長 福祉協議会会長様
□ 来賓紹介 ご列席いただいた方の確認(受付にて)
□ 敬老者代表挨拶 ○○様
□ 閉会のことば ○○町内会副会長様
□ メッセージ披露 披露するメッセージの確認 掲示の確認
□ 感謝の手紙 小学生
まとめ
司会の進行や流れを、お伝えしてきました。
司会は、本当に大変かとは思いますが頑張ってください。
今回お伝えした、敬老会当日のことだけではなくて、一番重要なのは、それ以前の事前の根回しだと思います。
そして、敬老会に関わる皆さんとしっかり打ち合わせをしておくことが大切です。
頑張ってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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