今度の歓送迎会で初めて乾杯の前の挨拶を頼まれたあなた。
何を言っていいのかわからないし、いつが発声のタイミングなのかも良くわからないですね。
私から、歓送迎会の乾杯の挨拶のポイントを三つと例文を二つ、そして、「乾杯~~~ぃ」の発声のタイミングをお伝えします。
目次
乾杯の挨拶のポイント
短めに気持ちを込めて
乾杯って、会場の皆さんが、グラスに飲み物をついで、手に持っている状態ですね。
伝えたいことがたくさんあるとは思いますが、できるだけ短めにしましょう。
でも、お礼やお迎えする温かな気持ちはしっかりと込めましょう。
エピソードを入れる
あなたの気持ちを込めるには、とっておきの話が場を盛り上げます。
自分がお世話になったエピソードなどなど、ほっとする話がいいです。
でも、ないよという方は無理に話す必要はありませんよ。
また、新しく来られた方には、会社や部署のちょっとほんわかするような紹介の話でもいいですね。
挨拶の最後の言葉
挨拶の最後には必ず入れる言葉があります。
「○○さんのご健勝とこれからのご活躍をお祈りし、乾杯したいと思います!」
です。
忘れないようにしてください。
例文
歓送迎会では、お送りする方とお迎えする方がおられます。その方々に心をこめた短めの挨拶をいくつか紹介します。
ご栄転される部長を送る 新部長を迎える
○○部長、この度は、ご栄転誠におめでとうございます。
営業の第一は、お客様の気持ちを大切にとご指導をいただきましたことを今後も活かしていきます。
○○新部長、この度は、私たちの職場にお越しいただきありがとうございます。
私たちは、まだまだ未熟です。温かくそして厳しくご指導いただきますようお願いいたします。
では、○○新支店長と○○新部長の今後のご活躍を祈念し乾杯したいと思います。
皆様ご発声をお願いします。
乾杯します。
乾杯~~~ぃ。
皆様、ありがとうございました。
ご退職される方を送る 新入社員を迎える
退職される○○部長、長い間お世話に成り、本当にありがとうございました。
○○部長には、営業のイロハを一から教えていただきました。
そして、△△さん、私たちの職場は、みんな和気藹々としています。
わからないことはどんどん聞いてください。
一緒に頑張りましょう。
では、○○さんのご健勝と△△さんのご活躍を祈念し乾杯を行いたいと思います。
皆様ご発声をお願いします。
乾杯します。
乾杯~~~ぃ
皆様、ありがとうございました。
発声のタイミング
乾杯の前の挨拶は、短めにはっきりと話します。
でも、挨拶が終わってほっとしてしまい、その後の、乾杯の時には、急いでしまうことがあります。
ポイントをお伝えします。
グラスを見渡す
挨拶を短めにするので、ひょっとしたらグラスに飲み物を入れていない方がおられる場合があります。
挨拶が終わったら、今一度皆さんのグラスに飲み物がつがれているかざっと見てみましょう。
まだの方がおられましたら、少し待ちましょう。
みなさんのグラスの方がOKなら、いよいよ発声です。
「乾杯~~~ぃ」と唱和しやすいタイミング
「「乾杯~~~ぃ」」は、あなただけではなく、会場の皆さん全員で声が揃う必要があります。
そこで、「皆様ご発声をお願いします。」の後に、
「乾杯します。」の一言を入れましょう。
全員で声を出す時によくやる「いっせーのーで」みたいな感じです。
この一言の後に、会場の皆さんの声が揃いますと、元気が出ますし、会が和みます。
是非されてください。
まとめ
歓送迎会は、去る人にとっては、職場での最後の会となり、名残惜しさと、新しい環境で頑張っていこうという区切りになります。
また、新しく来られた方には、この職場でしっかりと頑張っていこうという門出の機会です。
その会の始めに、乾杯の挨拶と発声をさせていただくのは、すばらしいことですね。
あなたの言葉で、会場を温かくして、
あなたの声を会場全体に響かせて皆さんを元気にしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント