お盆休みには車で帰省や旅行をされると思います。
でも、お盆などに車で長距離を走行した時には車のトラブルが起きやすいのです。
私から、お盆の車のトラブルのベスト3と対策の方法についてお伝えします。
お盆休みの車のトラブルのベスト3
あなたは、「お盆に長い距離を走ってもトラブルなんか起きないよ。今まで起きなかったんだから・・・。」と思っていませんか。
お盆中の車のトラブルがどれくらいあるのかを見てみましょう。
JAF(日本自動車連盟)の2012年のデータによると
8/12~8/16の高速道路で救援をした回数は3563件で
1日当たりにすると712.6件もあったそうです。
この件数は、通常の日の、2倍にもなったそうです。
車がトラブルになると、その対応にすごく時間がかかってしまい、その後の予定が全部ダメになることもありますね。
ですから、「私は、大丈夫」なんて思わずに、
トラブルにはどんなものがあるのかと、その対策について考えていきましょう。
お盆の車のトラブルのベスト3はといいますと。
目次
お盆の車のトラブルの第3位は「バッテリー上がり」です
通常のようにスイスイと走行できていれば問題はないのですが、
この期間は、渋滞の中での運転になることが多いです。
渋滞中ですと、エアコンなどを使っている上に、
ブレーキを踏み続けることによって、ブレーキランプが点灯し続けるため
バッテリーを酷使することになります。
また、渋滞中は、エンジン回転もアイドリング状態なので、バッテリーへの充電もあまりされません。
ですから、渋滞を抜けて次のパーキングエリアやサービスエリアで休憩した後に、
出発しようとしてエンジンがかからないなんてことになることもあります。
また、走行していなくてもバッテリーが上がることがあります。
それは、お盆休みに海外旅行などに行く時に空港に車を止めている場合です。
車は、毎日使っているとバッテリーへの充電がされているのですが、
何日も使わない状態ですと、充電されません。
ですから、海外から帰ってきた時には、車のエンジンがかからないなんてことにもなりかねません。
お盆休みの車のトラブルの第2位は「燃料切れ」です
普段の日の車の使い方は、通勤・通学・お買い物が圧倒的に多いですね。
ですから、ガソリンの給油は、燃料計をみて、1/4くらいになってからするのではないですか。
ところが、高速道路では、普段に比べて燃費は良くなるものの走行距離がすごく増えるので早くなくなります。
おまけに、高速道路ではガソリンスタンドはサービスエリアにしかない場合が多いのです。
普段の感覚で、ガソリンの給油を考えていると、途中でガソリンがなくなり、燃料切れになることがあります。
また、次のサービスエリアで給油しようと思っていても、その前に、急な渋滞になった場合には、渋滞の中で燃料切れを待つなんてことになりかねません。
ガソリンがなくなった車は、もちろんエンジンがかかりませんので、車内はものすごく暑くなります。
お盆休みの車のトラブルの第1位は「パンク」です
普段車を使っているのは、通勤・通学・お買い物が多いとお伝えしました。
でも、高速道路などを長時間走りますと、タイヤは、もの凄く熱くなります。
古いタイヤを使っていたり、すり減ったタイヤを使っている場合には、パンクをすることが多くなります。
パンクならいいのですが、突然、タイヤが破裂するといった「バースト」になるとかなり危険です。
お盆休みの車のトラブルの番外編
そのほか、古い車の場合は、「オーバーヒート」になることがあります。
また、案外多いのが、「キーの閉じ込み」です。
あなたの車のキーはリモコンキーではありませんか。
リモコンキーの車は、エンジンをかける時にプッシュエンジンスターターになっていますので、
キーを鞄から出す必要がなくなってきていますね。
すると、鞄の中にキーを入れっぱなしでそのままドアを閉めてしまったなんてことが起こることがあります。
お盆休みの車のトラブルの対策の方法
お盆休みの車のトラブルの対策をお伝えします。
第1位は「パンク」でしたね。
あなたの車のタイヤは、古くなってタイヤの横に何本かの筋が入っていませんか。
また、すり減ったタイヤのままになっていませんか。
タイヤの温度が高くなると「バースト」を起こす可能性が高いです。
そうはいっても、タイヤってあまりしげしげとは見ませんね。
車を買ったお店やガソリンスタンドでタイヤをみてもらいましょう。
古かったりすり減っている場合には、
お盆前に、タイヤを新しいものに交換しておきましょう。
もし、パンクした場合は、どうしたらいいかと言いますと、
高速道路でなら、すぐにウィンカーを出して、路肩に車を停めましょう。
後続の車両に十分注意してから、
自分でするか、JAFをよぶかしてスペアタイヤに交換をしましょう。
でも、最近の車は、スペアタイヤを積んでいなくて、パンクの際のタイヤリペアキットがのっている場合があります。
リペアキットを使う場合と、使ってもパンクが直らない場合があります。
あなたがやり方がわからなければ、JAFにお願いすることにしましょう。
JAFのホームページはこちらです。
トラブルの対応とか料金を確認しておいてください。
第2位は「燃料切れ」でしたね。
お盆休みでの、長距離運転の場合は、早めに給油することが大切です。
鉛筆をあとちょっとなんて短くなるまで使うのとは訳が違います。
合い言葉は、「半分給油」です。燃料計の表示で、ガソリンの残量が半分になったら、さっさと給油しましょう。
第3位は「バッテリー上がり」でしたね。
あなたの車のバッテリーは、いつ取り替えたものですか。
思い出せないようなら、きっと何年も使っているのでしょう。
お盆休みの前に、新しいバッテリーに取り替えましょう。
時々聞くのは、「家の車のバッテリーは、5年くらい使ってるけど、まだ大丈夫ですよ。」という話です。
その方は、きっと毎日こまめに車を使っているのか。それとも、定期的に充電をしているか。夏場に高速道路を走っていないのでは、と思います。
「オーバーヒート」や「キーの閉じ込み」でしたね
「オーバーヒート」は、車のエンジンを冷やすための冷却水の不足によって起こります。
ガソリンスタンドで給油する時に毎回冷却水を見てもらってください。
「キーの閉じ込み」については、
リモコンキーではなくて、普通のキーならば、スペアキーを作って財布などに入れて持ち歩くことです。
財布を車においたままにするなんてことは、防犯の点からも、すごく危ないことです。
財布はきちんと持ち歩きましょう。
リモコンキーの場合は、キーを車内においたままでドアを閉めようとすると、
アラーム音が鳴るようになっています。
その時に「はっ」と気がつくようにしましょう。
お盆休みの車のトラブルを防ぐには、日常の点検です
車に良く乗っているあなたは、車の点検をしていますか。
「点検ってどこをみるのか、どうなっているのがいいのかわからない。」
そうですね。なかなかわかりにくいですね。
日常点検のことについては、JAFのこのサイトで動画でわかりやすく説明しています。
是非見ておきましょう。
まとめ
車のことは、日常の点検がとても大切です。
よくわからないので、何もしていないというのではなくて、車を買われたお店やガソリンスタンドなどで
「ちょっとみておいてください。」
の一言で簡単な点検をしてもらえます。
大切なことは、任せっぱなしにせずに、担当の方と一緒にあなたの目で見ておくことです。
そうすることにより、車の状態がどうなっているのかがわかるようになってきます。
こうした日常の点検が、お盆休みの車のトラブルを防ぎ快適な旅へとつながります。
お盆の高速道路の渋滞情報は
お盆期間の高速道路の渋滞予測 2015
をご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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