高速道路を長時間運転していますと、本当に眠くなってきます。
あなたは、運転中に眠気を感じたことはありませんか。ヒヤッとしたことはありませんか。
高速道路での眠気対策のためには睡眠の法則を知ることが大切です。そして、眠気に勝つ方法で安全運転をしましょう。
高速道路での眠気対策!誰でもが眠気に襲われる
長時間運転していて眠くなってくるのには理由があります。
それは、高速道路ではハンドル操作がないうえに景色も単調なため独特な状態になります。それを、ハイウェイ・ヒプノーシスの状態といいます。
その時の脳波を調べますと、アルファー(α)波がよく出ている状態です。
普段の生活の中では、ひなたぼっこをしてうとうとする時と同じ状態といえます。
ですから、普段しっかりと眠っていて睡眠時間が足りていても、高速道路で長時間運転すると眠気に襲われるということになります。
ですから、「私は眠気に勝てるから大丈夫。」とか、「今までにも眠むたくても事故を起こしていないから・・・。」といって無理をするのは絶対にやめてくださいね。
高速道路での眠気対策 睡眠の法則を知ろう
人間には、体内時計によるリズムがあるというのを聞いたことはありませんか。リズムの中で眠気に関係するのが睡眠の法則です。
人間は、太陽が昇って明るくなると起きて、暗くなって午後10時くらいになると眠くなります。
また、午後2時くらいにも眠くなります。お昼ご飯を食べた後に眠くなるのは、体内時計のリズムによります。
一方、交通事故の中で居眠り運転の件数が多い時間帯はと言いますと、
午後2時から4時 午前2時から6時
となっています。
なんと、体内時計のリズムで眠くなる時間帯とぴったりと一致しています。
こうして眠りの法則からみてみますと、午後2時から4時と夜中の運転は、避けたほうが良いことがわかりますね。
高速道路での眠気対策 眠くなる前に休憩すること
しかしながら、午後2時から4時 と夜中であっても運転をしないといけないあなたにしっかりとした眠気対策をお伝えします。
一般道を走っているときは、様々な刺激がありますので眠気が襲ってくることは少ないと思います。
でも、午後2時~4時に眠くなってきたら、体内時計のリズムにあがなうことなく、決して無理せずに、コンビニの駐車場などで休憩をしてください。
高速道路での運転についてです。
高速道路を運転していて午後2時~4時 夜中の運転だけではなくてそれ以外の時間帯でも、眠くなってくることがあります。
それは、先ほど触れましたように、単調な運転のためにハイウェイ・ヒプノーシス状態になって誰もが眠気に襲われるということと、体内時計には、2時間周期で眠くなるというリズムがあるためです。
高速道路を運転しているとこんなにも眠気が襲ってくると言うことがわかりましたね。
では、
①高速道路での一番の眠気対策は、「『眠いなぁ』と感じる前に休憩をとること」です。
高速道路では、サービスエリアが60kmごとに設置されています。また、その間にパーキングエリアが20kmごとに設置されています。
時速80kmで走行して、50分くらいするとサービスエリアがあると言うことです。
眠くなる前に、サービスエリアに車を止めて15分くらいの休憩を取るのがいいです。
さて、休憩の時に眠気対策として効果的な方法があります。
それは、仮眠です。
「仮眠なんて、今までもやっているしわかってますよ。」
と声が聞こえてきました。
効果的な仮眠についてお伝えします。
効果的な仮眠は、眠りつくまで5分、浅い眠りの時間15分くらいがいいです。
睡眠には、浅い眠りと深い眠りがあります。15分くらいですと、浅い眠りですから、疲労回復にも効果があり、起きてから、運転をすることもできます。
しかし、30分以上の長い眠りは、体が深い眠りにはいってしまうのです。
長い眠りから起きた後は、だるい感じがします。
それは、起きたにしても、脳や身体は眠りのままの状態だからです。
ですから、長い眠りの後に、起きてすぐの運転は、危険といえます。
高速道路での眠気対策 運転中の眠気対策ではスキマ 時間に注意
②次に、運転中の眠気対策です。
高速道路の運転では、一定の速度で景色も単調なため眠気に襲われます。
ですから、眠気を振り払うには、単純・単調の反対のことをしていきます。
それは、まず、夜間であれば視刺激を受けることです。
サービスエリアやコンビニなどの明かりは蛍光灯ですので、これを受けることによって眠気対策に有効です。
次は、聴刺激です。同乗者との会話はとても効果があります。
会話の途切れは、スキマ時間になりますので気をつけましょう。
音楽を聴くのもいいですが、繰り返してなれてしまうと、効果が薄れてしまいます。
音を大きくすればするほど眠気に効果があると言うことではないことに注意してください。この時にもスキマ時間ができます。
次は、運動や飲食です。
運転しながら体を揺らしたり、脚の指や手の指を動かすのも効果があります。
しかし、経験があると思いますが、持続性がなく長続きしません。
動かすのは眠気のあまりないときであって、
眠くなってきたら動かすのもおっくうになります。スキマ時間ができてしまうのです。
飴をなめたりとか、ガムを噛むのは効果があります。
でも、本当に眠くなったら、なめなくなります。
また、コーヒーなどに含まれるカフェインがありますが、
効果が現れるまでに20分かかることと、
良くコーヒーを飲んでいる人には体にカフェインの耐性ができているので効果は人によります。
喫煙者は、タバコを吸うことにより眠気をとばすとも言われていますが、
タバコの害の中の一酸化中毒になることと、
車内の酸素濃度が下がってくるために、かえって疲労を増やすことになります。
運転中の眠気対策は、あくまでも、次のサービスエリアやパーキングエリアでの休憩までのつなぎです。
無理せず、休憩してください。
高速道路での眠気対策!睡眠の法則や刺激を生かした方法
では、高速道路で効果的な眠気対策はあるのでしょうか。
運転をするあなたがとても疲れているとか、寝不足になっているのであれば、効果的な方法は、ぐっすりと眠ることしかありません。
しかし、普段から睡眠が足りているのであれば、効果的な方法があります。
それは、カフェインと仮眠の組み合わせです。
詳しくお伝えしますので,イメージしてください。
高速道路で眠気に襲われました。
あなたは、様々な刺激をくふうして眠気をふきとばして運転してきました。
とにかく次のサービスエリアで休憩しましょう。
車を止めておトイレを済ませた後は、車内に戻り濃いめのコーヒーを飲みましょう。
コーヒーに含まれるカフェインが効いてくるのは20分後です。
この20分を活用します。
仮眠しましょう。
目覚まし時計やスマホのアラームを20分後にセットしましょう。
寝付くまで5分かかりますね。15分眠ることができます。
この15分は浅い眠りの時間ですから、効果的です。
20分たったらアラームが鳴りますので、起きましょう。
起きたら車外にでて、2~3分体操しましょう。
ストレッチが効果的です。
ストレッチとカフェインの効果で、眠気は解消しましたね。さて、運転再開です。
いかがですか。
私もしましたが、結構効果があります。
でも、次のサービスエリアでも、ちゃんと休憩してくださいね。
まとめ
繰り返しお伝えしますが、午後2時から4時と夜中の運転はできるだけさけてください。
でも、運転しないといけない場合は、予定の日の1週間ほど前から睡眠を良くとって備えてください。
当日の長距離の運転では、お伝えしたことを踏まえて、休憩をしっかりと取って安全運転をしてください。
高速道路の眠気対策は
でもお伝えしています。
よろしければご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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