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子どもの頃、春とか夏とか秋とかに、家族でよくお墓参りにいっておられたあなたも、今では、お子さんもできて、お墓参りに家族で行くようになったのですね。
でも、お盆やお彼岸って、どんなふうに違うのかよくわかりませんね。
それに、お墓参りに行くときには、どうしたら良いのかも不安ですね。
お盆とお彼岸の違いや、お墓参りのこと、そして、お参りはお盆かお彼岸以外の日に行ってはいけないのかなどについてお伝えします。
お盆とお彼岸ってどう違うの 日にちは
まず、お盆のことからです。
いろいろとあって難しくなるので、簡単に言うと、お盆は、先祖様の霊を、家にお迎えする日です。
日にちとしては、旧暦の7月13日を「盆の入り」とよんで、おうちに迎え火をたいて、ご先祖様の霊をお迎えします。
7月15日が「盆」です。
7月16日には、送り火をたいてご先祖様の霊をお送りします。
ご先祖様の霊をお迎えするのに、おうちの仏壇の前にお盆だなを作ったりします。
多くの地方では、新暦に当てはめて8月15日をお盆といっているところもあります。
では、お彼岸は、どんな日なのでしょうか。
このことも簡単に言いますと、あの世へ去られた故人やご祖先さまの供養をする日です。
なぜこの日なのかと言いますと、
この日は太陽が真東から登り、真西に沈む日で、真西に沈む太陽の方向に、西方浄土(仏様の国)があるとして、仏様の供養をした日なのです。
この日は、昼と夜の長さが同じになる春分の日と秋分の日に当たります。
その前後3日の計7日間を「彼岸」と呼び、この期間に仏様の供養をする事で極楽浄土へ行くことが出来ると考えられていたのです。
そして、これがいつしか先祖供養に変わってきたのです。
この期間、お寺では法要が行われ家庭ではお墓参り等をします。
お彼岸の日にちは、
2015年の秋は
彼岸入り:平成27年 9月20日(日)
中日 秋分の日:9月23日(水)
彼岸明け: 9月26日(土)
となっています。
お盆とお彼岸のお墓参り
お墓参りは、どうするのかを、よく見てみましょう。
お墓参りに持っていくもの
① お供えする花
② ろうそくとお線香
③ ひしゃくと手桶(現地でお借りしてもいいです)
④ お供えもの
⑤ 掃除道具(ほうき、雑巾、軍手、ゴミ袋、スポンジ、たわし、歯ブラシ、掃除用の水 4リットルくらい)
お墓参りの流れ
① お掃除の前にはきちんとお墓に手を合わせましょう。
② お墓の周りの雑草を抜きましょう。
③ お花が残っている場合は、お花を取って器もきれいにして、新しい水を入れましょう。
④ ほうき、雑巾、軍手、スポンジ、たわし、歯ブラシで、お墓の汚れを落としましょう。
ちなみに、私は、最初に軍手に水をかけて汚れを取りながら丁寧に墓石をこすっていきます。最後に、雑巾で、きれいに拭き上げます
⑤ きれいになった墓石を水で清めましょう。
⑥ お線香をあげて、お花やお菓子などをお供えしましょう。
⑦ お墓に手を合わましょう。「合掌」
心の中で、ご先祖様に感謝しましょう。
⑧ お線香の火を消しましょう。お供えは、持ち帰りましょう。
⑨ 忘れ物はありませんか。
お墓の掃除をするときに、自分のおうちと同じようにご先祖様のおうちを掃除してきれいにするという気持ちで丁寧にしましょう。
お参りはお盆かお彼岸以外の日に行ってはいけないのでしょうか
これから、お盆や、お彼岸のときに、用事でどちらかにしか行けないこともあるかと思います。
そんな時は、どちらでもいいです。都合のつく日にお参りをしてください。
また、どちらも行けないというときには、お墓参りは、お盆やお彼岸の前の都合のつく日に行くようにしましょう。後で行くとちょっと気持ちが重くなることもありますからね。
実は、お墓にお参りする日は、お盆、お彼岸、お正月など区切りの日に行くといいのですが、決まっているわけではないのです。お参りできるときに、お参りしてください。
まとめ
お盆はご先祖様をおうちにお迎えする日、そして、お彼岸は、ご先祖様をご供養する日です。
どちらの日も、ご先祖様に感謝する大切な日です。
この気持ちを、是非、お子さんに伝えてあげてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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