お彼岸は、お盆と並んで、ご先祖様を供養する大切な時です。
お供えをあげてお参りしてください。
私から、お彼岸のお供え物は何がいいか。ご佛前はいくらくらいか。熨斗袋はどれがいいか、表書きはどう書くのかについてお伝えします。
お彼岸のお供えは何がいいの?
あなたは、お彼岸のお供えは、「亡くなった故人がお腹を空かせて飢えてしまわないために」と思っておられると思います。
そういった故人への思いやりの心も大切です。
また、お供えは、お仏壇におられる仏様への感謝する心や、敬う心をあらわすものでもあります。
お供えは、お仏壇やお寺やお墓にしますが、その地方によって、宗派によっても違いますので、あらかじめ尋ねておくことが必要です。
まず、お仏壇へのお供えです。
お供えとご佛前をお供えする場合ですが、お供えは、果物やお菓子がいいと思います。日持ちのする物で、ご親戚などが来られた場合に、分けやすい物がいいです。
お供えだけのお宅もあります。
ご佛前だけのお宅もあります。
お供えも、ご仏前もお仏壇にあげます。
次に、お寺へのお供えです。
行く時間帯ですが、午前中がいいと思います。
また、お盆と違いお彼岸なので、仏様を拝むだけでいいのです。ご挨拶もしなくてもかまいません。
でも、ご主人の実家でお寺へのご挨拶といわれた場合には、お供えとしてのお菓子などとご佛前をもって行くのがいいです。
最後に、お墓へのお供えですが、お墓をきれいに掃除した後に、お菓子などをお供えします。お参りした後は、持ち帰ることになります。
お供えするお花ですが、お彼岸のお墓参りでは、菊の花のイメージがありますが、白や淡い色の花で、白百合や胡蝶蘭、トルコキキョウ、カーネーションなど見た目にも清楚な印象の花がいいと思います。
お彼岸のお供えは、ご仏前の金額は?
お供えをいくらくらいにするのかは、あなたの悩むところですね。
まず、御仏壇に、お供えとご佛前を一緒にする場合は、お供えに3000円、ご佛前に2000円くらいがいいと思います。
また、ご佛前だけの時は、3000円くらいでいいと思います。
お寺に持っていくお供えですが、日持ちのする物で2000円から3000円くらいご佛前に2000円くらいがいいと思います。
お彼岸のお供えで熨斗は?表書きは?
御仏壇に、お供えする場合は、熨斗袋は、黒白、双銀または黄白のものを用意しましょう。
表書きは、「ご仏前」がいいでしょう。
お寺には、熨斗袋は、やはり、黒白、双銀、黄白のもので、表書きは「御供養」とか「御布施」とするのがいいでしょう。
まとめ
お供え物の意味は、『共に供する』です。
ご先祖様と分かち合っていただくことにより何よりの供養になります。
何かと大変かとは思いますが、丁寧にご供養しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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