昨年、5月に家族で京都の大原へ行きました。
娘が、大原女の衣装を着たいというのです。
予約をして行きました。
父親が言うのもなんなんですが、かわいかったのです。
そこで、
京都で楽しいひとときを過ごしたいと思っているあなたに
お教えしたくて、書いています。
目次
大原女とは
大原女の説明をしますね。
大原女とは、さかのぼること500年ほど前の鎌倉時代のことになります。
京都は大原(現在の京都市左京区大原)から
薪(たきぎ)を頭にのせて京の都で売り歩いていた女性のことを指します。
とても活動的な女性だったのですね。
※薪(たきぎ)とは、かまどで火をおこすときに火だねを大きくするために使う木の小枝のことです。
大原女の衣装とは
その衣装は、頭に白いてぬぐいを「吹き流し」にかぶり、
短めの紺色の着物を着ます。
前には、赤いひものついた紺絣(がすり)の前垂れをつけ、
ひもの色と同じ赤いたすきで袖をとめています。
また、脚には脛巾(はばき)とよばれる白い布を巻いています。
手の甲には手甲(てこう)をつけています。
そして、草履履きです。
短めの着物もさることながら、
紺色と赤色に白という組み合わせが何ともかわいらしいのです。
鎌倉時代に、このようなかわいらしい格好をしていたなんて信じられない気がします。
この衣装には、ちゃんと元になる人がいて、
寂光院におられた建礼門院様に仕えていた阿波内侍の衣装が原型といわれています。
大原女の衣装を着てみませんか ゴールデンウィークに
このとても色使いの良い、里の風景にぴったりとあう衣装を、あなたも着てみませんか。
大原の大原観光保勝会というところで、体験させていただけます。
大原女姿になりますと、店での特典が受けられます。(ちょっと楽しみですね)
大原女の衣装を着て、
山里の散策や記念写真の撮影なんて、
なかなか貴重な体験になりますよね。
是非、着てみてください。
大原女の体験は大原観光保勝会で
連絡先などをお知らせします。
大原観光保勝会 電話075-744-2148
【料金】2,500円/人 (3月31日までは2000円です)
【営業時間】10時~14時
【休日】日・祝日・年末年始(12月29日~1月4日)
前日までの予約が必ず必要です。
4才以上の子ども用の衣装もあります。
雨天の場合は中止となります。
大原女の体験をする大原観光保勝会へのアクセス
交通機関と所要時間です。
京都バス 大原方面 大原バス停下車
京都駅前から62分
四条河原町から46分
出町柳駅から33分
国際会館駅前から23分
京都駅からの場合は、
地下鉄で国際会館まで行き、
京都バスに乗ってください(バス25分)。
また、4名以上での場合は、京都駅からタクシーがいいです。
車で、行かれる場合は、
いろいろあると思いますので、住所を載せておきます
京都府京都市左京区大原来迎院町81−2
大まかな所要時間
琵琶湖大橋から約30分
京都東ICから約40分
京都南ICから約60分
大原女まつりなどの紹介
4月25日(土)から5月10日(日)まで
「京の山里 大原」で、「大原女まつり」が開催されます。
普段ですと衣装代が2500円かかるとこころが、
大原女まつりの期間中1000円でとってもオトクです。
また、大原女の衣装を着ますと、
三千院・宝泉院・勝林院へのご招待ということで
拝観料がただになります。これも嬉しいですね。
大原女時代行列の紹介
4月25日(土)
幟をもった公家さんの格好をされた方を先頭に、
大原女の行列が「子供行列」「室町時代」「江戸時代」「明治・大正」
とあります。寂光院~勝林院まで2kmの行程です。
まとめ
大原女が時代祭に出ているのは、帰宅してからわかりました。
実際にみてみて、時代祭に出ている値打ちがあるなあと思いました。
是非、体験して楽しいひとときをお過ごしください。
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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