台風などの災害で停電になったら、冷蔵庫がどうなるのかとか、中の食品のことはどうしたらいいのか心配されているのですね。
私の方から、停電になった時の冷蔵庫の中見の食品のことなどをお伝えします。
停電した時に冷蔵庫の中身って全部ダメになるの
停電になることが、あらかじめわかっている時には、
心の準備もできているのですが、急に電気が切れると本当にビックリしますね。
突然、停電になることもありますので、
懐中電灯をよくわかる場所においておくことも必要ですね。
さて、冷蔵庫って空けると明るく中のライトがついて食品が取り出しやすくなっていますね。
ところが、停電になってしまうと、庫内も真っ暗になってしまいますので、あなたは、とても心配されていると思います。
冷蔵庫って、故障でもしない限り、冷気によって中身の食品を一定の温度で冷やして保存しておいてくれますね。
そう、大きなクーラーバッグと思っておいてください。
ですから、急に電気がこなくなったとしても、
中身の食品がすぐにダメになることはあまりありません。
でも、電気が来ないと言うことは、新たな冷気が作られないと言うことです。
たまっている冷気をどれだけ長持ちさせるかと言うことがとても大切になります。
冷気を長持ちさせる方法ってどんなことだと思いますか。
それは、とにかく冷蔵庫の扉を空けないことです。
冷蔵庫の扉を開けると冷気が逃げて行ってしまい、中の温度が上がってしまうのですね。
ですから、
「そんなこと言っても、冷蔵庫を開けないと中のものを取り出して飲んだり食べたりできないですよ。」
そうですね。
電気が来ている時は、1日何十回と冷蔵庫の扉を開けていたと思います。
停電になったら、それを、よーく考えて最小限の回数にすることです。
取り出すものをよく考えておいて、手早く出し入れすることです。
こうすることにより、結構長い時間持ちます。
停電しても中身が大丈夫なのはどれくらいの時間
結構長い時間持つなんておおざっぱな言い方をしましたね。
中身が大丈夫なのはどれくらいの時間かについて私の経験や友人の話を元にお伝えします。
冷蔵庫の中身が、冷凍室や冷蔵室にかなり詰まっていることと、
ほとんど扉の開け閉めをしないことを頭において聞いてください。
私の経験では、以前、5月に停電した時には、3時間で復旧しました。
扉の開け閉めをほとんどしていなかったので、
中身の食品はほぼ大丈夫でした。
私の友人は、8時間ほど停電していたそうです。
冷凍庫の冷凍食品は、ちょっと解けていたかなという感じだったようです。でも、アイスクリームはやっぱり溶けていましたので、急いで食べたそうです。
気になる乳製品ですが、牛乳などは、あきらめて処分したそうです。
卵ですが、熱を通せば食べられるようでしたが、処分したそうです。
その他、これはちょっとと思ったものは、どれも思い切って処分されたそうです。
そうそう、冷凍食品ですが、一度溶けかけた食品は、
再凍結させずに、熱を通して食べたそうです。溶けてしまった食品は、やはり、思い切って処分されたそうです。
モッタイナイ
も大切ですが、自分たちの体の方がもっと大切だから
と、友人が話していました。
私もあなたに同じことを言います。
「疑わしい食品は、処分しましょう。」
「ここまでのことは、わかったよ。じゃあ、3時間や8時間よりもっと長い時間停電で電気が来なかった場合は、どうしたらいいの。」
やはり、このことが気になりますね。
停電などで冷蔵庫の電気が切れた場合、庫内の温度が室温と同じになるのは、季節によっても違いますが、およそ24時間というデータがあります。
冷蔵庫の中身には、室温でも大丈夫という食品もあります。
そうした食品は、24時間後でも熱を加えて調理することによって食べることができます。
しかし、冷凍食品などは、先ほどお伝えしたように、
友人の場合は、8時間で溶けかかったものもあったと言いますから、
目安として12時間くらいまでなら、火を通して食べることができるようです。
でも、季節によっても、冷蔵庫の中身の様子によっても違います。
ですから、12時間が過ぎたら、中身の食品の一つ一つをよく見て判断するようにしてください。
停電してから電気がくるようになっても冷蔵庫はまた動くのかな
停電になったら、冷蔵庫の電源コードをコンセントから抜いておくと言われていますが、
抜かなくても大丈夫です。あなたが念のために抜いておくのならそれでもいいです。
では、電気が復旧してからのことです。
まず、電源コードをコンセントから抜いていた場合は、コンセントにさしましょう。
冷蔵庫に耳を当てて、「ブーン」という音がすれば、冷蔵庫は動いています。
停電くらいで、冷蔵庫は滅多に壊れるものではありません。
でも、冷蔵庫から「ブーン」の音以外に、変な音がする場合には、コンセントから電源コードを抜いて、電気屋さんに連絡しましょう。
冷蔵庫の中身の食品のことです。
先ほどお伝えしたように、3時間の停電で冷蔵庫扉の開け閉めをほとんどしなかったのなら冷気が残っています。
でも、庫内の冷気が元に戻るまでは、扉の開け閉めは最低限にしてください。冷気が戻ってから、中身の点検をするといいです。
また、停電が8時間とか12時間以上になった時は、とりあえず中の食品を全部出して、一つ一つ確認する必要があります。
その後は、冷蔵庫の庫内が冷えるまで、扉の開け閉めは、できるだけひかえておいてください。
それと、冷蔵庫の機種によっては、設定温度が標準に戻っていることがあります。
停電前に、「弱」にしている場合には、一度みておいてください。
まとめ
最後になりましたが、
急に停電になるのではなくて、
工事などであらかじめ停電の時間がわかっている場合に、
冷蔵庫の中の冷気をできるだけ長持ちさせる方法があります。
停電の前日から
- 冷凍できるものは冷凍しておく。
- 冷凍したら、間を開けずに、できるだけつめて置いておく。
- 冷凍室で保冷剤をキンキンに冷やしておく。
- 水をペットボトルなどでキンキンに冷やしておく。
- 停電する直前に、キンキンに冷やしたものを冷蔵室の上の方に置いておく(冷気は上から下におります。)
などをすると、冷気が長持ちして、中身の食品をできるだけが持ちさせることができます。
防災対策については、こちらでもお伝えしています。
よろしければご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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