この度は、ご兄弟のご結婚、誠におめでとうございます。
その良き結婚式で乾杯の挨拶をなさるのは大変かと思います。
私から、結婚式の乾杯の挨拶を兄弟がする時の流れや例文についてお伝えします。
目次
結婚式の乾杯の挨拶の流れをつかんでおきましょう
結婚式の中で乾杯まで
結婚式の前半を詳しく見てみますと、
新郎・新婦の入場されてから結婚式が始まります。
まず、主賓の挨拶が終わってから乾杯となります。
この乾杯までを披露式といます。
乾杯が終わってからが結婚式になります。
ですから、ご親族や、目上の方がたくさんおられる中での乾杯の挨拶は丁寧に行う必要があります。
結婚式の乾杯の流れとポイント
主賓の挨拶が終わりますと、司会から名前を呼ばれます。
- 名前を呼ばれましたら、まず、その場で起立して同じテーブルの方へ軽く会釈をします。
- そして、何も持たずに会場のスタッフが案内するマイクの前に行きます。
- マイクの前に立ったら、新郎新婦の座っているひな壇と会場全体に向かって軽くお辞儀をします。
- スピーチをします。
- スピーチが終わったら、タイミングを見てスタッフがグラスを渡しますので受け取ります。
- 参加者のグラスにシャンパンが注ぎ終わるのを、待ちます。
- 「乾杯」の発声をします。
- 最後、新郎新婦の座っているひな壇と会場全体に向かって軽くお辞儀をします。
- 自分の席に戻ったら、同じテーブルの方へ軽く会釈をして座ります。
結婚式の乾杯のスピーチの内容はどうするか
乾杯の前のスピーチのポイント
乾杯の前のスピーチのポイントは、2つです。
笑顔で明るく
短く(1分くらい)
です。
乾杯の前のスピーチの例文
ただいまご紹介にあずかりました、新郎の兄○○でございます。
それでは、新郎新婦の末永いお幸せを祈りまして
乾杯をいたしたいと存じます。
ご唱和をお願いいたします。
乾杯!
ありがとうございました。
Ⅱ
ただいまご紹介に預かりました新婦の兄○○でございます。
はなはだ僭越ではございますが、ご指名を頂戴しましたので、
乾杯の音頭をとらせて頂きます。
新郎新婦の末永いお幸せと両家の発展、ご臨席の皆様のご多幸をお祈りいたしまして、
乾杯をいたしたいと存じます。
ご唱和をお願いいたします。
乾杯!
ありがとうございました。
Ⅱの方は、どちらか一方が形式を重んじられる家である場合の例文です。
どちらの場合も、焦らずにお話しください。
結婚式の乾杯での乾杯のタイミング
結婚式での乾杯の挨拶というのは、人生の中で何回もするチャンスはないですね。
それゆえ、緊張して早めにしてしまう場合があります。
「乾杯をいたしたいと存じます。」の後は、
一度会場を見まわしてグラスが行きわたっているか確認しましょう。
行き渡りましたら、
グラスをご自身の顔の高さに持ち上げてから、
乾杯のタイミングを取りやすい一声「ご唱和をお願いいたします。」をかけてから
「乾杯!」と発声をします。
まとめ
結婚式の乾杯は、会場全体の雰囲気を盛り上げ、元気にします。
笑顔で明るいスピーチの後、
元気よく「乾杯!」の声を
会場全体に響かせてください。
そのあなたの声の後の参加された皆さんの息を合あった唱和により、
感動的な、最高の乾杯になることでしょう。
そして、その時の乾杯は新郎新婦の記憶に残り続けることでしょう。
すばらしい乾杯の音頭取りをなさってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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