部下の結婚式は、我が子のことのようにうれしいですね。
普段から仕事に一生懸命に取り組んでいる部下の結婚式に招待され、乾杯の挨拶をなさるあなたに、
私から、結婚式の乾杯の挨拶を上司としてする時の流れや例文についてお伝えします。
目次
結婚式の乾杯の挨拶の流れをつかんでおきましょう
結婚式の中で乾杯までは
結婚式の前半を詳しく見てみますと、
新郎・新婦の入場されてから結婚式が始まります。
まず、主賓の挨拶が終わってから乾杯となります。
この乾杯までを披露式といいます。
乾杯が終わってからが結婚式になります。
ですから、ご親族や、目上の方がたくさんおられる中での乾杯の挨拶は丁寧に行いましょう。
結婚式の乾杯の流れとポイント
主賓の挨拶が終わりますと、司会から名前を呼ばれます。
- 名前を呼ばれましたら、まず、その場で起立して
- 同じテーブルの方へ軽く会釈をします。
- そして、何も持たずに会場のスタッフが案内するマイクの前に行きます。
- マイクの前に立ったら、新郎新婦の座っているひな壇と会場全体に向かって軽くお辞儀をします。
- スピーチをします。
- スピーチが終わったら、タイミングを見てスタッフがグラスを渡しますので受け取ります。
- 参加者のグラスにシャンパンが注ぎ終わるのを、待ちます。
- 「乾杯」の発声をします。
- 最後、新郎新婦の座っているひな壇と会場全体に向かって軽くお辞儀をします。
- 自分の席に戻ったら、同じテーブルの方へ軽く会釈をして座ります。
結婚式の乾杯のスピーチの内容はどうするか
乾杯の前のスピーチのポイント
乾杯の前のスピーチのポイントは、2つです。
笑顔で明るく
短く(1分30秒くらい)
です。
乾杯の前のスピーチの流れや例文
スピーチの流れ
- 祝福の言葉
- 簡単な自己紹介
- エピソード
- 乾杯の発声
○○君、○○さん、ご結婚おめでとうございます。
心よりお祝い申し上げます。
ただいまご紹介に預かりました、○○君の上司の○○です。
僣越ではございますがご指名により、乾杯の音頭をとらせて頂きます。
私が○○君と働くようになって、今年で4年目となります。
入社当初から努力家で、色々な事に興味をもち持ち前のセンスで業務に取り組み日々成長してこられる姿を間近で見て参りました。
○○君が当社にとって重要な存在である事を実感しております。
そして本日、○○さんという素晴らしい女性と、新しい人生の船出をする瞬間を目にする事となり、私も嬉しさで胸がいっぱいです。
○○君、○○さん、これからは二人で力を合わせ、幸せな家庭を築いて下さい。
それでは皆様、乾杯の御唱和をお願い致します。
ご両家の益々のご繁栄と新郎新婦の末永いご幸福を祈念致しまして、乾杯をいたします。
乾杯!
ありがとうございました。
そうした気持ちで、新郎または、新婦は職場部下ですから、エピソードの部分は、しっかりとほめましょう。
ご存じかとは思いますが、お伝えしておきます。
話の流れとはいえ良くないことは少しであっても入れないようにしてください。
また、新婦の年齢にも触れません。また、お祝いの席で使ってはいけない言葉にもくれぐれも気をつけてください。
結婚式の乾杯での乾杯のタイミング
結婚式での乾杯の挨拶というのは、人生の中で何回もするチャンスはないですね。
それゆえ、緊張して早めにしてしまう場合があります。
「乾杯の御唱和をお願い致します。」の後には、
一度会場を見まわしてグラスが行きわたっているか確認しましょう。
そして、グラスをご自身の顔の高さに持ち上げてから、
乾杯のタイミングを取りやすい一声「乾杯をいたします」をかけて
「乾杯!」と発声をします。
まとめ
結婚式の乾杯は、会場全体の雰囲気を盛り上げ、元気にします。
笑顔で明るいスピーチの後、
元気よく「乾杯!」の声を
会場全体に響かせてください。
そのあなたの声の後の参加された皆さんの息を合あった唱和により、感動的な、最高の乾杯になることでしょう。
そして、その時の乾杯は新郎新婦の記憶に残り続けることでしょう。
すばらしい乾杯の音頭取りをなさってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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