数あるブログの中から、 私のブログをご覧いただきまして ありがとうございます。
6月と聞くと思い浮かべるのが、梅雨ですね。
雨の日は、出かけるのがおっくうになりがちなあなた。
花菖蒲や、あじさいを見に出かけてみませんか。
私は、花菖蒲をよく見に行きます。
畑や水辺からスックリと立ち上がって、 とても優雅に、繊細に、
紫や赤や黄色やピンクとたくさんの色で楽しませてくれる 花菖蒲が大好きです。
雨の中もなかなか格別です。
ところで、花菖蒲とよく似ている花がありますね。
アヤメやカキツバタです。
その違いについて見てみることにしましょう。
花菖蒲 アヤメ カキツバタの違いを植物学からみると?
あなたは、「いずれがあやめか、かきつばた」って聞いたことありませんか。
その昔、平安時代に、 源頼政が怪しい鳥を退治した褒美として、
菖蒲前という美女を賜るときに
十二人の美女の中から選び出すように言われて 詠んだ歌からきています。
この言葉は、
よく似ていて見分けがつかないことをあらわしています。
そこで、
花菖蒲 アヤメ カキツバタの違いを見ていきましょう。
まずは、漢字でどう書いているかです。
はなしょうぶは、「花菖蒲」と書きます。
アヤメは、「菖蒲」と書きます。
カキツバタは、「杜若」と書きます。
なぜ同じなのでしょうか。 よくわからなくなっています。
では、植物学から見てみましょう。
すると、花菖蒲 アヤメ カキツバタ どれもアヤメ科アヤメ属で同じです。
でも、菖蒲湯に使う、菖蒲は違います。 サトイモ科です。
ですから、花菖蒲と菖蒲は全く違うものということがわかりますね。
ちなみに、菖蒲の花は、 がまの穂に似ていて花菖蒲の花とは似ても似つきません。
花菖蒲 アヤメ カキツバタの違いを、その成育場所からみると>
まず、カキツバタは、どこに咲いているかというと、
湿原です。
では、アヤメは、というと、
湿原からはなれて、排水の良い草原に咲いています。
さて、花菖蒲は、といいますと、 湿原や、水分の多い草原に生えます。
このことから、水辺できれいに咲いているのは、 花菖蒲かカキツバタということになります。
乾いたところで咲いているのは、 アヤメということになります。
花菖蒲 アヤメ カキツバタの違いはここでわかります!
ここまで、ご覧いただいたあなた、 花菖蒲を見に行きたくなったでしょ。
じつは、私も違いわかってから、 花菖蒲園に行くのが、ずいぶんと楽しくなりました。
花菖蒲 アヤメ カキツバタの違いは、 花の近くに行ってみるとよくわかります。
もったいぶらずに教えますね。
実は、花の花弁の模様に違いがあるのです。
詳しく言いますと
花菖蒲は、
花弁の根元に「黄色い目の形の模様」があります。
カキツバタは、
花弁の根元に「白い目の形の模様」があります。
アヤメは、
花弁の根元に「編み目になった模様」があります。
まとめ
さあ、間近に見てみたくなったでしょ。
あなたは、花菖蒲 アヤメ カキツバタの違いが、 花を見てわかったときには、
「これ、これ、わかったわぁー。」
と子どものようにはしゃぐことでしょう。
ちなみに、花の咲く頃を順番に書きますと、
カキツバタが5月中旬頃です。
アヤメは、5月中旬~下旬といったところです。
花菖蒲は、長くて5月下旬~6月下旬です。
今年は、是非ご家族で近くの花菖蒲園などに見に行かれてください。
花菖蒲のことは
花菖蒲の見頃は?アヤメやカキツバタとの違いは?歴史は?見所は?
でお伝えしていますのでよろしければご覧ください。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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