バーベキューってどんなふうにするのかな?
バーベキューの片付けって案外大変!どうしたらいいのかな?
と考えておられるあなたに
私からバーベキューコンロの後片付けで炭・網・鉄板、そして、バーベキューコンロを片付けるコツをお伝えします。
目次
バーベキューコンロの炭を片付けるコツ
炭ってどんなもの?
炭の片付けをお話しする前に、炭ってどんなものかを見てみましょう。
クヌギ、ナラなどの木を、炎を立てず、ぎりぎり消えない程度に空気(酸素)を与えて燃焼させて炭化させたものが炭です。
炭の特徴としては、
炎が立たずに、煙も出なくて、一度ついた火は、消えにくい。。
火力が、長く安定していて強い。ことなどがあります。
また、炭化しているということは、土に埋めても、土にはかえりません。
ましてや、キャンプのサイトの横にばらまいても何年も何年もそのままで残っています。
炭を片付けるときには、この炭の特徴を良くわかった上で片付けましょう。
炭は最後まで燃やしきる
自宅の庭などで、バーベキューをしたときには、炭が燃え尽きるまで安全なところにおいておいて、後から片付けましょう。
ところで、バーベキューを何回かやってみますと、食べ終わる頃に、炭が白い灰をかぶって遠赤外線効果がよくでて、ちょうどいい感じになることを経験すると思います。
一番焼きたい時に、炭をいい感じに持ってこようとするには、焼きはじめる1時間ほど前から、炭に火を付けておくのです。最低でも30分前には火を付けておきましょう。
また、使う炭の量も、ドンドコドンドコ使うのではなくて、目安としては、1人当たり炭1kgとしてください。
えっ、少ないんじゃないの。と思うかもしれませんが、これを目安に炭を使うと、使った後の片付けもカンタンにできるのです。
キャンプで燃え尽きるまで置いておいた場合は、残った灰はゴミ袋に入れて、持ち帰りましょう。
炭を燃やしきれないときは持ち帰ります
何に入れればいいのかといいますと、火消し壺を使います。
私は、キャンプに行くときに、炭でバーベキューをする場合には、火消し壺に炭を入れてもっていきます。
残った炭は、片付けの1時間ほど前に火消し壺に入れておくと帰る頃には、冷めて持ち運びしやすくなります。
火消し壺を購入する前には、お菓子の缶に砂を入れて使っていましたが、いつまでも熱くてやめました。
今、私は、LOGOSポータブル火消し壷を使っています。
あす楽◆即納◆★送料無料★【送料無料】ロゴス(LOGOS) LOGOS ポータブル 火消し壷 81063128 火… |
炭には水をかけない
炭が燃え尽きていないからといって火のついている炭に水をかけません。
かけた水は、熱くなくても、飛び散る飛沫は、熱湯ですし、飛び散った灰神楽の中にも細かな熱い炭のかけらが含まれています。
また、炭の特徴でもお伝えしましたが、炭は中の中まで炭です。そして、消えにくいのです。
ですから、薪と同じような感覚で、水をかければ火が消えると思ったら大間違いです。炭の火力を侮ってはいけません。
水をかぶった炭は、ほぼ使い物になりませんので、ゴミにしかなりませんが、火消し壺で、消した炭は、再利用ができるのです。
こんな怖い話があります。
私の友人でキャンプを始めたばかりの方が、水をかけた後の炭を濡れ新聞紙とアルミホイルにくるんで持ち帰ったそうです。
ところ、中身を開いてみてみると、新聞紙が半分ほど焦げていたそうです。
車の中で発火したら大変な事になっていたかもしれないと思うと、ぞっとしました。
事前にアルミホイルをコンロに敷いておくとカンタン!
キッチンにあるアルミホイルを、3重くらいにして、空気穴を空けて、バーベキューコンロの内側に敷きます。
あなたがお持ちのコンロの内側の形に合わせて、丁寧に敷き詰めます。かどかどは、特に慎重に敷き込みます。
その上に、炭をのせてバーベキュー開始。
終わったら、残りの炭は、火消し壺に入れて、残りはそのままにして、アルミホイルを内側にたたみ込んでいきましょう。
丁寧にたたみ込むことにより、空気が中に入らなくなりますので、炭が残っていても消えます。
最後は、靴の裏でしっかりと踏んでおきましょう。そのまま持ち帰ることができます。
カンタンですね。アルミホイルは、ロゴスから厚手のものが出ています。
バーベキューコンロの網を片付けるコツ
網の素材
バーベキューに使う網にも、その素材によって2通りあります。
鉄製とステンレス製です。
鉄の方が少しくすんでいますが、単体では違いがよくわかりません。
100円ショップなどで購入できる安価なものは、ほとんどが鉄製です。
一方、バーベキューコンロについている網は、ほとんどがステンレス製です。
鉄製のものを使う場合には、安価ですので、1回ごとに新しいものを使うのがいいですね。
使い終わった網は、バーベキューコンロの中に敷いて、その上に炭を置いて火を付けると網の下が空気の通り道になりますので、炭がよくいこります。
ステンレス製の網の場合は、繰り返し使いますので、次のやり方できれいにしてください。
網の掃除の3つの方法
バーベキューをした後の網の上には、焦げ焦げの肉や野菜が載っていることがありますね。
それは、生ゴミとして処理しましょう。
これで網の片付けができたわけではありません。
網をよく見てください。油やたれがたっぷりとこびりついていませんか。
これを、上手にとるコツがあります。
それは、その網についている油やたれを焼き切ってしまうことです。
方法は、3つあります。
バーベキューの食材をすべて焼いてしまってから、
網をどけて、残っている炭を網の上に置いて、網の汚れを焼いてしまう方法です。
これは、案外簡単ですが、食材の残りが網に残っていることがあります。
次の方法は、ガスバーナーを持っていって、網を焼くのです。
ガストーチは、ホームセンターでも売っていますし、燃料はカセットコンロのガスボンベを使いますので、手に入りやすいです。はじめの火おこしにも使えますね。
そして、最後は、ご自宅のキッチンのレンジがIHではなくてガスレンジならば、焼き切ることです。
こうして、網に残った油やたれを焼き切ると、消し炭のようになります。
後の掃除は、水とスチールたわしなどで簡単にできますね。
終わった後は、良く乾かして後キッチンペーパーにしみこませた食用油を塗ります。
その網を新聞紙に挟んで、ビニール袋に入れておけば、次回も気持ちよく使えます。
バーベキューの鉄板を片付けるコツ
さびている鉄板をきれいにするコツ
まず、鉄板の掃除といえば、バーベキューをする前から鉄板がさびている場合がありますね。
そんな時の掃除の仕方を紹介します。
用意するのは、クレンザーとスチールたわしと食用油です。
あなたのレンジがIHならば、ガスバーナーを用意しましょう。
まず、鉄板をキッチンに運びましょう。
流し台において、クレンザーをかけて、スチールたわしでさびをこすり取りましょう。
さびがとれたかどうかは、水をかけて、よく見てみましょう。
サビがとれたら、鉄板についた水を丁寧に拭き取りましょう。
ガスレンジにかけるか、ガスバーナーを使うかして、鉄板を熱しましょう。
鉄板がある程度熱くなったら熱するのをやめてキッチンペーパーに食用油をしみこませたものでサッと拭いておきましょう。
終わった後は、新聞紙に挟んで、ビニール袋に入れて保管しておきましょう。
使い終わった後の鉄板をきれいにするコツ
バーベキューコンロにのっていて熱いうちに掃除をしたいところですが、危険なので冷ましてからにしましょう。
使い終わった鉄板は、さびていませんので、カンタンに掃除ができますね。
乾いたら、キッチンペーパーに食用油をしみこませたものでサッと拭いておきましょう。
バーベキューコンロを片付けるコツ
バーベキューコンロも、使い終わったらきれいにしておきましょう。コンロにも、鉄製とステンレス製があります。
それぞれの片付けをお伝えします。
まずは、どちらのコンロも、炭と灰を片付けるところからはじめます。
炭や灰を片付けた後は、こびりついた汚れを取ります。
この際に、ガスバーナーは使いません。なぜなら変形を起こしやすくなるからです。
鉄製のコンロの場合は(以前に私も使っていました)、スチールたわしやスチールブラシを使ってこすります。
水はサビの元になりますので使いません。
ステンレス製のコンロは、傷を付けたくないので、使い古しの歯ブラシを使います。
こびりついた汚れがあらかた取れたら、油汚れを取ります。
この時には、手袋とキッチン用のマジックリンのスプレータイプとキッチンペーパーを使います。
今は、洗剤をしみこませたものもありますのでそれでもいいです。
油汚れのきついところから、取っていきますが、上からや下からなど、角度を変えて見て行かないと取り残しがありますので、気をつけて進めてください。
油汚れが、とれましたら、水拭きをしっかりとやっておきましょう。
こうしてみますと、大変そうですが、なれればそんなに時間はかかりません。
まとめ
バーベキューコンロで使った炭は、先ほどお話ししましたように、
侮らずに、きちんと処理をしましょう。
そして、コンロや網は、フライパンと同じ感覚できれいにするといいですね。
ただし、水は使いませんが・・・・。
家族や皆さんでバーベキューを楽しまれてください。
バーベキューやコンロのことは
バーベキューとバーベキューコンロのリンク集でもお伝えしています。
よろしければご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント